なんか今日血迷ってwikipediaに寄付させられました、よろしくです♪
では大学に入学した後の話。
大学に入ってもちょっとは音楽を続けたいと思っていたので大学のバンド系サークルを探してみるとフォークソングサークル（通称フォークソ）とロック研究会という二つのサークルがあるとのこと。
配られたビラやツイッターを見てみるとどうやらフォークソングサークルは邦ロックを中心にロック研究会は海外のハードロックやヘヴィメタルを中心に演奏をするらしいということが分かりました。
高校までは海外のパンクやロックも聞いてたけど邦ロックを中心に演奏してたのでとりあえずどっちも見学はするけどフォークソに入ろうかなと考えていました。
まずロック研究会の部室に行くことにした僕は大学の本館からも近い音楽棟に向かい恐る恐るノックすると入っていいよとの声が。
引き戸を開けてみるとまず第一に思ったのが「このサークルには入らなくていいかな」でした。
10畳くらいの部屋にドラムセットやらギターやらアンプやらが並んでるので物が多いのはしょうがないとして。椅子用に置かれたミニアンプがそこらへんに転がりまくってるし、変な黒いカーペットが敷いてあったのですけどボロボロでけばけばしてるしところどころ変な白いしみついてるし外の畑とかに敷いてあったのを勝手に持ってきてるのかなと思うくらいでした。
アンプの上や床には黒霧島とか中身入ってるビンが転がってるし。中にいた先輩が普通な顔してるので部室の汚さはこれがデフォルトと考えると潔癖症ではない僕ですけどもう考慮する余地もなくこのサークルには入らないでいいかなと思っていました。
フォークソには部室見学ではなく新歓ライブというものに行きました。
ライブでは邦ロックだけでなくアニソンとかも演奏しててよかったのですけど、ただライブ後の飲み会で新入生を狭い座席に押し込め、上級生が男女仲良くしゃべっているのを見て（ここ重要です）このサークルはやめとこうとなりました。
いや、よろしくも高校は男子校だったので大学こそは女子率が低い大学に入ったものの0と1は大差だし楽しそうなサークルに入って陽キャみたいになりたいなとは思っていたんですけど。なんででしょうかね。おそらく100回やり直してもロック研究会に入ってしまう気がします。（ちなみにロック研究会は先輩は女子率０同期に一人でした。）
入部会に行くとスキンヘッドの人が机の上に座ってて怖い思いをしたし、そのあとの部室見学でもJudas priestのHelionやMegadethのTornade of souls を聞かされて（今から考えるとかなりいい選曲ですけど、当時は全くよさが分からなかったです）何がいいのかもわからないけど先輩方は「これがいいんだよな」しか言ってなくて、何度かやっぱり入らないほうが良かったかなと思ったのを覚えています。
それでもまあ入って先輩と話したり紹介された音楽も聴いていくと少しずつ良さが分かっていきました。部室の汚さにも慣れそこで寝泊まりするようになった際には住めば都という諺の正しさも身に沁みました。
サークル選びの話が長くなっちゃいましたけどロック研究会というサークルに入ったことでかなり聴く音楽の幅が広がりました。普通に現代に生きてる人は海外の古いメタルやロックなんて聞きようがないですからね。何の機会もなくそんな音楽聞いてる人は異常者です。
具体的にはLed Zeppelin、VanHalen、Mr.Big、ACDC、Extreme、Rainbowとかのハードロック Metallica、Megadeth、Iron Maiden、Judas Priest、Panteraなどのヘヴィメタル、スラッシュメタルStratovarius、Helloween、Rhapsody、などのメロディックスピードメタル、Destrage、Periphery、Polylphiaみたいななんか陽キャが聞いてそうな奴とかも聞いてました。
あと、この一年目で9枚のうちに入る三つのメタルバンドAngra、Dream Theater、Sonata Arcticaに出会うんですね。
Angraはブラジルのメロディックでかつシンフォニック要素も取り込んだヘヴィメタルバンドなんですけどまっっじでかっこいいんです。
まず楽器陣どのパートもめちゃくちゃにうまくて（僕がうまいとか勝手に評価していいレベルではないんですけど）鳥肌が立ちます。メロスピのバカな感じだけじゃなくてブラジルらしいラテンの要素を取り入れててお洒落でもあり力強さもある。こんなにかっこいいバンドはほかにないです。これほんとに冗談じゃなくて僕が音楽で感動しやすすぎるというのもあるかもしれないんですけどこの曲とか聞いてるだけで涙出てくるんですよね。
イントロがかっっっこよすぎますよね。
力強いギターと気持ち良すぎるドラムのライドシンバル。歌が入ってからも曲の疾走感は衰えずサビにそのまま突入して射精します。ギターソロもかこよすぎる…
今聞きながら書いてるんですけど正直キーボードが涙でびしょびしょになってます。
打鍵する手が震えてタイピングミスしまくりです。
次の曲のAngels and Demonsのイントロもくっそかこいいですよね。。。
DreamTheaterはアメリカのプログレッシブメタルバンドですね。
このバンドも楽器陣がテク過ぎます。プログレメタルなので曲中に変拍子や転調が多用されキーボとギター果てにはベースも一緒にユニゾンしたりし始めます。もうめちゃくちゃです。かと思えば穏やかなバラードに心に溶けだしてくるようなギターソロが乗せられてる曲があったりで。。。。
長い曲が多いんですけどドリムシ聞いてから高校の時はすべての曲は4分以内に作れよと思ってた自分が恥ずかしくなりました。
メタリカとか展開少ないのに長いからうざいなって思うときありますけど展開が多いのでまったく飽きないしむしろ時間が早く立ちすぎちゃいます、コードギアスのアニメ見てるときさながらです。
とにかく聞いてみてほしいです。
ドリムシは今のところ僕の一番好きなバンドでかつMetropolis Part 2: Scenes from a Memoryは僕が一番好きなアルバムです。
最後にSonata Arcticaはフィンランドのメロディックスピードメタルバンドですね。
まず名前がかっこよすぎる。SonataはもちろんかっこいいんですけどそこにArcticaって…
頭の中には寒い雪山にいるオオカミが浮かんできますよね？？
このバンドの曲を初めて聞いた時は精通したときと同じくらい衝撃を受けました。
まずファーストのFullmoon。
イントロのピアノ美しすぎる。これ聞いただけでSonataだけが"正しさ"の中にいたんだなとはっきりと分かります。
サビのラナウェイ！を叫ばずにはいられなくなります。
3:20からのギターソロ、思わずメロイックサインを掲げます。
続いてキーボソロからのギターとの掛け合い、意図しない涙で頬が濡れていることに気づきます。
続いてセカンドのSan Sebastian。
イントロを聞いてしまって思わず立って歌いながらタイピングすることを強いられています。一言で表すと疾走感ですよね。オタクの中では最速の失恋ソングと言われてますけど正直僕は歌詞一回も見たことないです。でもそんなこと関係ないくらいメロディがコーラスがキーボードとギターソロのユニゾンが良すぎます。
最後の3:40から一緒に歌いださない人はいないと言われてます。僕も深夜三時に隣の部屋で妹が二人寝てますけど熱唱していました。
これで7枚紹介終わりましたね。次でラストにします。ついに僕の音楽観を変えたアイカツの曲を田中秀和さんの楽曲を紹介します。
