来月クレカの引き落とし額に対して口座のお金が間に合わないという危機が迫る中、奇跡的にリボ払いという素晴らしい対処法を見つけて救われました、よろしくです♪
今回はゆるキャン△の感想です!
原作はあfろさんによって描かれた漫画でc-stationというアニメ会社で制作されたみたいです。1期2期と見たのですが気合を感じる作画でした。
このアニメは放映時期(よりもい、ヴァイオレットちゃんと同クール)から結構良いという話は耳にしていたのですが、個人的に日常系アニメが全く好きでないので、きらら系と聞いてから敬遠していました。
ただ潮騒君にゆるキャン△展へ連れていかれたり、親からの冬キャンに行くから見ろというプッシュもあり視聴に至ったわけです。
あらすじ
ソロキャン好きの志摩リン、めっちゃ食べる各務原なでしこのダブル主人公を中心に女子高校生がキャンプする話です。
面白そうにあらすじ書くの苦手で時間もかかるのでこれからはシンプルに行きます。手なりが一番ということで。(公式サイトを貼っておきます…)
感想
まずOPが最高な話をしないといけないですね。僕はOPがチョコケーキと合わせて飲む牛乳くらい大好きなのでOP曲で見るアニメを決めちゃったりします。
それにOP映像って毎話流れるそのアニメの顔なわけじゃないですか。どのタイミングで見てもいいように、そのアニメの世界観やストーリーを映し出してるわけです。超大事です。
そしてゆるキャン△はそのOPが良いんですよ〜。
なんかカナダを感じる色使い?、スタッフロールもローマ字にしちゃうお洒落さ、話が進むごとにちょっとずつ変わる映像←オタクが好きなやつ。
いつ見てもここいいなっていうシーンがあるOPだと制作陣の気合が感じられていいですよね。
そしてなんと言っても曲ですよ曲。2期の曲もいいんですが、やっぱり1期の亜咲花さんの「SHINY DAYS」。
この曲が映像とマッチして最高なんですよね~。ギターのカッティングとベースのグリッサンドがめちゃくちゃ気持ちいい…
グルービーな演奏にR&B味を感じる力強い亜咲花さんの声が乗ってノリノリ気分に。調子に乗って一緒にキャンプに行く妄想をしちゃいますね。
ちょっと逸れますが…この曲はJackson5を意識して作ったらしいんですけど、Jackson5の「I want you back」を聞いてみるとイントロ似すぎだろとなりました。
劇場版アニメ レヴュースタァライトの「スーパースタァ スペクタクル」とミュージカル Jesus Christ Superstarの「Superstar」を聞き比べた時くらい一緒じゃんと叫びました。
オマージュは知識の広がりやリスペクトを感じて個人的には好きですけど、パクリと言う人もいそうですw
ではそろそろ次の良さポイント、二人の主人公の性格が魅力的な話でもしましょう。
志摩リンはソロキャンプ好きというだけあり一人行動が好きなタイプ。複数人でのキャンプに誘われてもなかなか応じません。そしてソロキャンで固めな本でなくカジュアルな謎のSF本を読む。
こういうちょっと変わってて独自性のある女の子、オタク好きですよね。
一方でなでしこは髪の色ピンクだし所謂甘々パワー系に見えますが意外にも急に距離を詰めすぎないお淑やかさも持っていて、女の子だ…とオタク心引き寄せられます。
あとニット帽や髪を上げていてわかりにくいことが多いけど二人とも髪が結構長いのがフェミニンでドキッとしますね。
とか言っておきながら逆張りな僕が一番好きなのは斉藤恵那ちゃん。
まず「えな」っていう名前が可愛い(スロカスの人は静かにしといてくださいね)。
高橋李依さんの透き通って耳元をくすぐるような声が可愛すぎる。志摩リンと一緒でガードが固めなところも好き。
あと朝起きるのが遅くてショートヘアに寝ぐせがついてるのも萌えですね。
志摩リンをなでしこにとられて嫉妬でダークサイドに落ちてぐちゃぐちゃになる恵那ちゃんが見たかったですけどそういうアニメではないみたいです…
いよいよ最後にゆるキャン△の最大の魅力を伝えてしまいますよ。
最初にあらすじを読んで「男オタクに売れるように女子高生とおじさんの趣味を掛け合わせたやつね」と侮った方もいるかもしれません。
そういった側面もないとは言いきれないですが、このアニメはソロキャンプの魅力を通して純愛とは何かをジワと感じるアニメなのです!
この作品は多くの要素で視聴者にソロキャン欲求を刺激してきます。
まずキャンプ場に至る道中。原付に乗りはたまた電車に揺られ様々な交通手段で移動する彼女たちは、景色を楽しみ、間食を挟んだり、温泉に立ち寄ったり。
一人での移動はささやかなアクシデントも引き起こしつつ、ソロキャンの醍醐味は目的地に着くまでの道中も楽しむことだと教えてくれます。
これは深夜バス、原付、レンタカーと何故か移動シーンが多く取り上げられる「水曜どうでしょう」のパロディが度々作中に登場することからも作者の道中を楽しむ意識が伝わってきますね。
そして外飯が美味しそうすぎる。寒い中ハフハフと食べ物を頬張る姿を見ると胃の蠕動運動が始まってしまいます。
スナック菓子をつまみながら視聴していなければ命を落としていた場面も多々ありました。
そして移動から食事、就寝に至るまでの長い一人時間。
作中で志摩リンはソロキャンとみんなでするキャンプの違いをなでしこに話します。
ソロキャンは寂しさも楽しむものなんだって(ゆるキャン△SEASON2 3話)
この寂しさを楽しむは二つの側面があると思っていて、一つは自分の気持ちを大切にすること、寒い、美味しい、羨ましいそういった自分の気持ちを一人で反芻する。
これは今年トータルで一か月くらい一人で旅行していた時にものすごく感じました。
そして今隣にいない人のことを想う。今なにしているのかなという気持ちが純愛なのだとゆるキャン△は教えてくれます。
2クールを通してドラマチックなイベントがあるわけではないですが、この純愛が1期5話「二つのキャンプ、二人の景色」2期8話「一人のキャンプ」には濃いめに表れているように感じます。
景色を見せたいと思う気持ち、大丈夫かなと心配する気持ちが純愛なわけですよ。
この二つの話を視聴中によろしくは「いいじゃないですか!純愛じゃないですか!」と白石結月ちゃんになっていましたからね。
こんな純愛アニメゆるキャン△ですがなんと劇場版が夏に上映とのことらしいです。
興味が湧いた方は冬に見た方がいい作品だと思うのでまだ外が寒い今のうちに予習視聴をお勧めします!
そしてゆるキャン△を見てソロキャンやソロ旅行に行きましょう。