よろしくです♪のブログ

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最近のこと

amazonでとあるラノベの1巻を注文したのですが、家に7巻のコミカライズが届いて間違えて注文していたことに気づきました、よろしくです♪

 

今回は最近の出来事について少し書きます。

一昨日くらいにソープレヴューを書き終えました。③を投稿した日のブログアクセス数が1000超えたみたいで、いろいろな人に読んでもらえて嬉しかったです。感想もできるだけ探して見ました。ありです♬

またDMで直接「女性器についての記述がありませんでしたが見たり触ったりというプレイはなかったのでしょうか?」という感想をいただきました。

ソープに行ったのはずいぶん前だったので思い出しながら感想を書いたんですけど、嬢との会話とかいくつかのプレイを書き忘れてしまいました。

で質問の女性器に関するプレイの話ですが、ソープと言えばの素股とかは挿入の危険性があったので嬢の方が行わない判断をしたんだと思います。

また忘れていたんですが嬢が女性器を自ら見せてくれたということはありました。ただ実は僕女性器にあまり興味深々ってわけではないので(逆張り)印象に残らず忘れていました。女性器とか乳首とかえっちなのは当たり前じゃないですか。僕は男子校でおかしくなって普通の性行為とかじゃ抜けなくなってるくらいなので、そこまで興奮しなかったです。そういうものなのかとご理解ください。風俗の話はこの辺で。

 

昨日、シンエヴァを見に行ってきました。エヴァは中学生の頃漫画をサラッと読んだくらいでそこまで覚えていない状態でした。流石にオタクとして見に行くべきだとは思っていたので、後輩に明日見に行きましょうと誘われたのをきっかけに一日で新劇場版3作を見てそのまま映画館に向かいました。

めちゃくちゃ面白かったです。評判は良かったので安心して見てましたけど、期待にしっかり応えてくれた感じです。とにかくアスカが可愛い。

 

 

序破までは完全に綾波派だったんですけどQと今作で完全に心を奪われました。気が強くも少し弱いところとか、自分の気持ちに正直なとことか魅力的ですよね。

ちゃんとした感想はアニメのほうとかも見てから書くつもりです。

 

あと就活もそろそろ終わりそうなのでアルバイトを始めようと思ってます。

寿命があと8か月くらいでその間にコスプレヘルス、ストリップショー、voreカフェに行ったり、キャンプに行って虫を食べたり、都内の博物館巡りをするのにお金が必要なので。

上にあげた以外の行ったら面白い場所とか、やってみたいけど時間なくてできないみたいなことあったらコメントで教えてください。僕が代わりにやっておきます。

 

次のブログはレヴュースタァライトの映画感想を書くつもりです。

汝、自身の陰茎の弱さを知れ ソープレヴュー③

初回

karutetto4649.hateblo.jp

 

ローションまみれのマットは摩擦がほぼなくて、僕は滑りすぎて生まれたての小鹿みたいになっていた。なんとかうつぶせでマットに乗ると腰にとろんとした液体を感じる。

そして息づく間もなく嬢は僕の体に覆いかぶさり、ふくよかな胸でローションを僕の背中に塗り広げ始めたのだ!

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二体問題の様相を呈していた

まさか、こんなことが起きてしまうのかと、ソープのマットプレイが絶賛されていたのにも納得。塗り広げられていくローションの感覚を楽しむ。

 

そしてローションが全身にくまなく行き渡ると、ズゾゾという音と共に嬢が吸うように全身にキスを浴びせ始めた。最初音を聴いて、何が起きているのかわからず「何してるんですか!?」と動揺して聞いてしまった。

 

嬢の口は足、ふくらはぎ、太腿、臀部、腰、背中、僕の背面一周ツアーを始める。嬢がローションを吸っているのが健康に影響しないか心配になったが、思いとは裏腹に下半身のよろしくは一つのキスに対して敏感に反応しマットにぎうぎう押し付けられていた。

 

「今度は仰向けになってください~」

 

転ばないように慎重に体勢を動かす。仰向けになりよろしくをちらりと見ると僕の興奮が最高潮に達していることが、明確に分かった。精一杯主張するよろしくを嬢は口いっぱい(ということにしましょう)に頬張りめちゃくちゃにしていった。気持ち良すぎて思わず声が漏れる。そして果てそうになる直前、どうしても重点的にやってもらいたかったことを思い出す。

 

「けっこうMなので乳首弱いです(自己申告制)」

「わかりました~」

 

乳首の上を嬢の舌と人指しが艶めかしく動き、片方の手でよろしくを高速ストローク

快感のメーターは振り切りよろしくから時速50kmの精子がほとばしった。

しかし僕はここから深い失望感を味わうことになる。

 

嬢は精を開放し痙攣しているよろしくを扱き続けたのだ。

 

少し回想を挟もう。

僕はこれでも一応マゾヒストの端くれなので以前から「男の潮吹き」というものに興味を持っていた。

 

ja.wikipedia.org

 

しかし男性諸君は知っての通り射精後のペニスをしごき続けるのは大変な苦痛を伴う。 

 音声作品の力やシャワーの勢いを借りて挑戦したこともあったが幾度となく、もう限界です…という脳内の声に阻まれてきた。そのため、成功できないのは己の精神的弱さだ、強制的に行為が行われれば達成できると自分の肉体を信じていたのだ。

 

www.dlsite.com

 

 現実はとても残酷だ。モンハンで転倒したイャンクックのように、熱いアスファルト上に釣り上げられた魚のように、僕は上半身を暴れさせていたのだ。体が半分くらいマットから飛び出し危険な状態だったため嬢は手を止め中断してしまった。

 

「ごめんね、Mって聞いたから…」

と謝られてしまう始末。

 

「いえ、こちらこそすみません…」

何という屈辱。その瞬間自分の陰茎の弱さを強く恥じた。弱かったのは精神だけでなく精力や性欲というパラメーターでもあったのだ。

 

このことで少し落ち込むもプレイ時間はまだ40分ほど残っている。賢者モードが短い僕は体を洗い流している間にしっかり復活していた。

 

そして舞台はお風呂スペースからベットスペースへ移る。嬢は豊満な体に滴る水を拭くと、コスプレを再び着たほうが良いか尋ねてきた。もちろん着てくださいと光速ポン。というか正直服は脱がないでいたほうがいい派なのでそのままずっと着てもらうようにお願いした。

 

通常はここからベットでの性行為が行われるらしいが今回は性交渉を行わない。

代わりに少し軋むベットの上でコスプレ衣装越しに胸を揉ませてもらったり、大好きな!パンチラを堪能する。

よろしくがやる気満々になったところを「よろしくくん、ごめんね。今日も挿入はできないんだ。」と説き伏せ、保育園へ預ける。

今日の授業内容はお手々遊び、お歌の練習(親)、吐精、お着替えらしい。

保護者会でキスとかはないんですかと聞いたら

 

「フェラしたあとは嫌がるお客さんも多いから…」

「僕はたまに精飲とかしているので全然気にしないですよ!」

「やばいね!彼氏のでもほとんど飲まないよ〜」

 

とキスを起点に手淫が始まる。

2回目なので少し感度は鈍っていたが嬢のテクニックは素晴らしく僕は呆気なく精を放出した。

 

プレイ終了10分前。シャワーを再び浴びて貰った三ツ矢サイダー飲みながら、めっちゃお腹空いたね〜とか君は眼鏡外したほうがいいよ〜なんて他愛もない話をした。一日にどのくらいのお客さんが来るんですかと聞いたら、多いときは2桁行くときもあるらしく改めてすごい仕事だと感心したりした。

 

服を着替えてお見送りの時間、嬢に深くお辞儀をして退店する。

 

日は落ちていて街灯のぼんやりとした明かりが建物を包んでいた。読者の方々は僕が快感の余韻に浸っていると思っただろうか。全てを開放した身体には真っ黒な精神が宿っていた。

陰キャ過ぎて会話をすると興奮できなくなってしまうこと(こんなのオナホとしか性交できないじゃん)、思ったより僕の陰茎は弱いこと。2つの事実が心に闇を渦巻かせていたのだ。

 

原因はわかっていた。日常から目を背けていたから。既に舞台の上に立っていることを自覚せず、自身の弱さに気づかないふりをして怠惰な生活を送っていた。もっと性欲を研ぎ澄まし、普通の会話を楽しむという「キラめき」を強く求めなければと決意し、僕の双眸は次の舞台を見据えた。

よろしくは物理刺激に弱いので助かった話。ソープレヴュー②

初回

karutetto4649.hateblo.jp

 

岐阜駅付近のパーキングに降り立つと、くたびれた温泉街みたいな建物群が見えた。金津園はソープ街ということで歌舞伎町みたいなイメージをしてたけど思った以上にさびれている感じ。あと駅にもかなり近かったので、帰り道に岐阜駅がある人は大変だなと勝手に想像。予約している時間やコースがバラバラなので集合時間を決めて4人はそれぞれの選んだお店へ向かった。なんかワンピースでこういうのあるよね。

 

予約15分前にお店に着いたので受付の強面お兄さんにキョドりながら声を掛けた。

90分コースでだいたい三万弱を払い、準備できたら呼びますと待合室に通される。

 

 

10人ぐらいが座れる地元の病院の待合室みたいな感じで子供用の絵本の代わりにえっちな雑誌が、アンパンマンの代わりにストリップショーが流れているテレビがあった。雑誌には二次元ものがなかったのでサイドテーブルに置かれている爪切りで爪を切ったり、サブ垢で東風戦を打ったりしながら時間を潰す。

 

東三局くらいで、受付の人に呼ばれて嬢の方と対面した。衣装は着てくれていてコスプレ感満載な感じだったけど僕はドキッとしてしまった。写真と顔はかぼすとかぼちゃくらい似てなかったけど雰囲気がグーで良し!

「よろしくです~(オタク)」と挨拶し、僕は手を引かれて部屋へ向かった。

 

行ったことがない人のために説明すると部屋の中はベッドとお風呂場がくっついてるような感じ。

ソープ 部屋 - Google 検索

 

部屋の中は年期が入っていて正直、廃墟みたいな雰囲気だった。僕は汚さ全く気にしないタイプだけど気になる人はグレードを上げた方がいいのかな、なんて思っていると嬢の人に「今日はお休みですか?」と尋ねられる。

 

「旅行の帰りなんです。」と緊張して少し高めな声で答えてから一番大事なことを言っていないことを思い出す。

 

「今日は挿入はなしでお願いします。もし時間がたってからやっぱり挿入したいと僕が言い出しても殴って止めてください!」

(あわよくば殴られたいと思っていたわけではないです)

 

怪訝な顔をしている嬢に将来の彼女のために童貞はとっておきたい話をすると笑いながら変わってるね~と言われた。嬢が笑ってくれたのでその時は良かったって思ったけど、今考えるとキモイオタクが早口でこんなこと言いだしたら苦笑いするしかないよね。

 

そして嬢は突然服を脱ぎだしお風呂の準備を始めた。

これ、本当にびっくりした。いや、もちろんこれからお風呂に入るんだから脱ぐに決まっているんだけど女の人が服を脱いでいるところなんて見たことない。胸大きすぎだろ…と興味がない振りを装い嬢の体をチラチラ見ていた。

 

僕も服を脱ぐように指示され(赤ちゃんみたいだ)、自分が人前で裸になる事には抵抗感がないためそこには緊張無くお風呂場スペースへ。

 

そして嬢は僕の体をもこもこな泡で丁寧に洗い始めた。 胸のあたりから腕を経由して腰、太腿そしてよろしく。早く俺たちを解放しろと叫ぶ精子の声が聞こえるくらい怒張したよろしくを嬢は子猫を扱うように優しく包み込む。頭はすでにオーバーヒートし意識の外から声が出てたと思う。全身を洗い終わると浴槽に入るよう促された。髪は洗わないんだーと思いながら足が伸ばせるくらいの大きさの湯船につかると「足を広げてー」と言われた。

 

 

 もしかしてと思うと同時に嬢が僕の股の間に着水し、お風呂の水と動揺が溢れる。そして腰を浮かせてという指示に従い、潜望鏡のように水上に出現したよろしくを嬢がチュッパチャプスのように口の中に含んだのだ。

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気づいたら、僕たちは液体の中で融合していた。

 

 アクロバティックな姿勢を保ちながら、まだ射精するのはもったいないと下半身に力を入れ射精に耐えていて、もうこれ普通にスポーツじゃんと思っていた。

しかしそんな理性的な思考も生暖かくヌラヌラとした嬢の口技の前に溶けていき、ただひたすら下半身から押し寄せる快楽の波に脳が揺らされた。

 

「気持ち良い?」

 

「とんでもないことになってます」

 

「良かった、そろそろマットの準備するね」

 

そう言うと嬢は浴槽から出て立てかけてある銀色のエアーマットを床に敷きローションを作り始めた。 

 趣味の話でアニメの話をしたり、どのくらいお客さん来たりするんですかとかお仕事の話をしたりした。

 

しかし大変な事態が発生。僕が女の人と会話をするのが苦手な陰キャ過ぎてめちゃくちゃ会話に脳のリソースが割かれてしまっていた。会話をすればするほど僕の興奮した気持ちは収まり、どうやって話を膨らませればいいんだと頭がフル回転。

マットプレイに興じる直前はすっかり萎びていて、会話ができない陰キャは勃起を維持することすらままならないんだなとその瞬間ほど陰キャ精神を嘆いたことはなかった。

 

しかし幸運なことによろしくは極度の早漏。一日に15回抜いて性器から血を出すしゅごさんには及ばないけど、1時間に4回射精や一日に二桁くらいの復帰力には自信がある。

 

嬢にひと撫でされると犬のしっぽのようにぶんと奮い立ち、今年は海に行かなかったからねと、どろどろの海へうつぶせで飛び込んだ。

 

次回

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男子校は思想が歪むので注意。ソープレヴュー①

旅行最終日は朝起きてからずっと、童貞を捨てるのか守るのかということで頭がいっぱいだった。3人の天鳳民との三泊四日、下呂温泉旅行。締めは岐阜の有名風俗街「金津園」ということは計画段階から決まっていた。僕は他の人が風俗に行っている間カフェで天鳳を打って時間を潰そうと思っていた。

何故ソープに行かないのか。

というのも、僕は童貞を大切にしたいと思っているからだ。(女性と付き合えないだけだろという声から耳を塞ぎながら)

 

童貞を大事にしたい理由は主に二つ。

一つは純愛へ強い憧れがあるから。他の記事でも書いたことがあるけど、高校生の時に新海誠さんの『秒速5センチメートル』や『ほしのこえ』という作品を見た。そこで描かれる時間とか距離とかそういうのを飛び越して好きであり続ける意志の強さ、綺麗な恋愛に心の底から憧れてしまったからだ。

anime.dmkt-sp.jp

 

そういう思想になってからは「未来の彼女に対して不貞に当たるような行為をしてはだめだ」と考えるようになった。

例えば高校の文化祭の時。僕の母校は男子校だから普段は構内に女子はいないんだけど、文化祭ということで陽キャが他校の女の子に遊びでマニキュアを塗ってもらってるみたいな場面に遭遇したことがある。その時、陽キャの気まぐれでよろしくもやってもらいなよみたいに声を掛けられた。僕は自分のぐつぐつと煮たる汚い欲望を押えながら「手を触られるのも浮気になるから」みたいな気持ち悪いことを言って断ってめちゃくちゃ笑われた記憶がある。

 

そんなだから大学の実験でペアが女の子になった時、共同作業でお互いの手が当たるだけで「これ、大丈夫なのか」ってかなり動揺した。

 普通の人からすると良くわからないかもしれないけど、そのくらい本気でそう思っているわけだ。

 

 もう一つの理由は童貞を失うことで貞操以外にも精神的にいろいろ失ってしまいそうだから。女の子と遊んでる友人を見たら本気でムカついて距離開けるくらい嫉妬したり。足コキは気持ちいいのかとかゴムは自分でつけるのかつけてもらうのかとか、性行為への夢を広がらせたり。そういう純粋?な心を持っていたいな~という漠然とした思いがある。

いやいや、風俗行ってるじゃんと言われると何も言い返せないけど、童貞は最後の砦、僕の中での最低限のプライドなんです。

 

ということで行く気はなかった、最終日までは。

ただ旅行の同卓者が乳首をやすりで削ってめちゃくちゃ準備したり、ローションプレイの良さを延々と語ってくるから揺らいでしまった。しょうがないでしょ男だもの。妥協案として挿入は絶対しないと決意して行く店を決めることにした。

 

僕は今までセクキャバとピンサロには行ったことがあった。二つのお店と違って、ソープは行く前に予約を入れ女の子を指名するのが一般的らしい。

予約した女の子が宣材写真より可愛くないみたいな、いわゆるパネマジを回避するために写メ日記であったりBWHであったりを精査する職人みたいな人もTLにはいるらしい。

 

今回は僕の手持ちがあまりないということでお店はある程度絞られた。サイトを覗いてみると平日の夕方ということで待機女性は3人しかいなかった。1人は予約が入ってるみたいで、もう一人は妹と同じ名前だったので流石にね。と残り一人の女性を指名することにした。僕はかなりストライクゾーンが広いので(自社調べ)値段もある程度するし大丈夫だろうという思いもあった。

 

目的地に着くまでに立ち寄ったコンビニで予約の電話を入れる。コースと指名女性を伝えるとコスプレ等のご用意もありますとのこと。オプション料金追加して制服をお願いしますと音速チー。無事予約も終わり、インフルエンザの予防接種前くらいのドキドキを胸に緋色の空が流れる車に身を任した。

 

次回

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どうしても近親愛に惹かれてしまう『星々の舟』感想

 最近youtubeカップルチャンネルを覗いて嫌な気持ちになるのが少し好きです、よろしくです♬

 

今回は直木賞受賞作、村山由佳さんの「星々の舟」の感想です。村山由佳さんの小説は読んだことなくて、何気なく手を取った作品ですけど2020年のtop3に入るくらいめちゃくちゃ良かったです。

 この作品は夫婦と4人の子供、そして長男の嫁と娘で構成される水島家の内の6人にフォーカスを当てた6章からなる連作短編集です。

どの話も良すぎてティッシュが何枚もなくなったんですけど(涙です)、今回は特に刺さりまくった次男と長女の話のあらすじを紹介したいと思います。

 

あらすじ

雪虫

次男の暁は15年前に家を飛び出し北海道の小樽でアンティークショップを営んでいた。そんな暁のもとへ明け方に母親の危篤の知らせが届く。しかし暁は実家に帰ることを恐れていた、「彼女」と会ってしまい今でも抑えている思いが溢れてしまうことを。

「ひとりしずか」

 長女の沙恵は幼いころから性的な嫌がらせを受けることが多かった。特に恐ろしい高校生での出来事をきっかけに兄の暁と思いを寄せ合ってしまう。時は経ち兄は家を出て、沙恵は両親と生活していたのだが母親が突然亡くなってしまう。そして母親の葬式で暁と15年ぶりに会うことで、沙恵の中で忘れようとしていた火は再び大きくなる。

 

感想

やっぱり近親愛いいだけ、なんだよな…(しみじみ)

作中で近親相姦シーンもあるんですけど正直えっちすぎます。まあえっちさは置いといて。

そもそも近親愛というものは世間的には嫌悪される対象ですね。日本の法律では三親等内での婚姻は認められていないようです。これは血が近い人たちで子供を産むと潜性遺伝で疾患を持った子供が生まれる可能性が高くなるかららしいですね。他にも生物は種の存続のためにできるだけ異なる遺伝子を持つ異性と性行為を求めるような体になってるので生理的に嫌悪感が生じる人もいるらしいですね。

しかしそういう風潮がありながらも近親愛、近親相姦は創作の世界では好まれるジャンルのうちの一つでもあると思います。

近親相姦と検索をかけてみると

FANZA動画だと20000タイトル(人妻が75000、ギャルが15000)

FANZAブックスだと5600件(ギャルは4500、寝取られ4000)

 

初めて私が近親相姦っていいなと思ったのは夢乃狸さんの『○○-t 孕みたい系女子』を読んだ時です。高校の後輩に勧められて読んだ時脳天へ電流が走るほど興奮したのを覚えています。この作品は「孕む」と「親子」がテーマでどちらの要素も背徳感がマシマシで読んでる最中に「とんでもないな」という声が出まくりました。

https://book.dmm.co.jp/detail/b120ahit00653/

 ↑今回はメインではないのでこれ以上は控えますけどサンプル読んで良いってなったら是非読んでみてください。

 

このように、何故人々は近親愛・近親相姦に惹かれるのか。それはタブーを犯すことへの興奮、そして禁じられた愛に強い意志を感じるからだと思います。

 

www.youtube.com

 

 家族や世間の目があってダメだダメだと思いつつも愛する気持ちは止まらない、普通の恋愛より純真で真剣でキリキリしてて良くないですか?

そういった近親愛の倒錯や官能さを存分に表現しているのがこの二つの話なんですよ!

 

王道の兄妹恋愛。二人の思いは届かず、届けられない。それでも心の火は決して消えずに身を焦がし続る。切なすぎて心が震えますね…

よろしくは恋愛を経験したことないので、こういうまっすぐな愛が本当にあるか全く知らないんですけど。隣の芝生は青く見える、童貞は他人の恋心に涙を流すですね。

 

近親愛について熱く語っちゃいましたけど、あらすじで紹介した二つの話以外にもいじめや戦争、自分の生き方、歪んだ愛情などのテーマを元に作品は構成されてます。重いテーマばかりですが、それぞれの主人公が社会において一つの舟として生きる中で、星座のように薄く繋がった家族の思いに支えられながら自分の思いに向き合っていきます。

前向きな終わり方が多くて本当に力貰えます。元気が出る作品は心のビタミン剤ということでいろんな人に読んでもらいたいです。

  

評価10/10

 

一生童貞なんて理不尽すぎる『変身』感想

最近運動不足過ぎて朝から本気で二回抜いたら次の日全身が筋肉痛になりました、よろしくです♪

 

久しぶりの更新になってしまいました。もう少し頑張ります。

 

今回はフランツ・カフカさんの『変身』の感想です。なんか有名なので話題になったときに話が合わせられるよう読んでみました。

 

あらすじ

外交販売員として両親と妹を養っていたグレーゴル。ある朝ベットの上で目覚めると体が虫になっていた。自分の体以外、世界は変化せずグレーゴルを取り残し家族は日常を過ごす。時間がたつにつれ精神的、経済的に苦しくなる家族はグレーゴルへ辛辣な対応をとっていってしまう。

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グレーゴルが変身した虫はだいたいこんなだと思います。

 

感想

この作品、ストーリーとしてはそんなに面白くなかったです。虫になってから激しい展開が起こるわけでもないし、最後まで変身してしまった理由もわからないし。

グレーゴルが虫になっても会社行こうとしてたのだけは「いやいやいや…」ってなって少し面白かったです。

 

あと読んでて考えさせられたのは人との関り方ですね。グレーゴルは家族を支える存在から変身によって職を失い、一夜にして邪魔な存在になることで虐げられていきます。実際の現実世界でも役職や立場、段位というもので人間関係はできてしまうことが多いと思います。

できるだけそういったくだらないステータスではなく人間の内面部分に惹かれた人と深く付き合いたいなと改めて思いました。

めっちゃ薄い本なので暇だけど天鳳は打ちたくないって時に軽く読んでみてもいいかもしれないです。ただ憂鬱な展開なので連ラス引いた後とか就活中とかには読まないほうがいいですね。

 

 

僕が朝起きて虫になってることが分かったら、まず思うことは「俺は性交しないで人生を終えるのか」でしょうね。

  

評価6/10

コーヒーみたいなミステリ『リバース』感想

先週感想記事を更新するといっていましたが一冊分も書けなかったクズことよろしくです♪

 

満を持して今回は湊かなえさんの「リバース」の感想です。

湊かなえさんは「告白」「少女」とかを読んでます。後味が悪いミステリーが多いイヤミス系作家さんですよね。(僕が読んだことある他の作家さんは沼田まほかるさんとか米澤穂信さんもたまに書きますよね)

 

あらすじ

深瀬和久は中小企業で働くサラリーマン。コーヒー好きの深瀬はカフェ「クローバーコーヒー」を近所に見つけ通い始め、客として来ていた越智美穂子と出会う。深瀬は美穂子と付き合い始め穏やかな生活を送っていた。しかし、ある日美穂子のもとに「深瀬和久は人殺しだ」という手紙が届く。美穂子に問い詰められる深瀬。忘れることにしていた、大学生の頃に起きた忌々しい出来事を告白していいのか深瀬は逡巡する。

 

過去に起きた出来事を振り返る系ミステリよく見ますねー。こういう系のミステリ、過去の出来事を振り返ったり、見つめなおしていって現在の状況と繋がっていくところが大好きです。

この作品も例に漏れず楽しめました。序盤に回想を入れて中盤に過去見つめなおしパートがあってって感じで、ある程度読み進めながら展開が読めているつもりでしたが終盤は完全に捲られました…しかも捲りの伏線がしっかり張られている周到さ。ミステリは伏線の張り方が綺麗だと読後の爽快感が全然違いますよね。

湊かなえさんは読者を驚かせる展開を常に目指してるという印象が個人的にあって、どんなに考えても裏切ってくれることが多いから安心して先の展開を考えながら読み進められます。

ただ、この小説は一つの「お題」から書かれてる作品なので、そこの型に嵌めるための無理やり感がないわけではないというところが少しマイナスポイントです。

 

ミステリの感想ってネタバレが致命傷なのであまり語れないですねw

次は村山由佳さんの「星々の舟」感想書きます~

 

評価 7/10

 

 

 

 

雑記

射精したあと熱いシャワー浴びて、部屋の窓開けてからまだ少し濡れてる髪を乾かさず冷たい冬の布団に帰港するのって射精より気持ちいいですよね。よろしくです♪

 

なんとなくtwitterに書くには長いかなと深夜にスマホをフリックしてます。

今気づいたんですが、いや本当はずっと前から気づいてたけど気づいてないフリをしてたんですけど。

 

よろしくって女の子をえっちな目でめっちゃ見てしまうんですよ。

遡ると中2.3年の頃から、街中とか電車でめっちゃ女の人見てて並んで歩く友達に「いや、見すぎでしょ笑」と言われたことが多々ありました。過去ついも見てみると気づかなかったけど女の子見てるツイート多いし。冷静になったら、自分でもこの異常な状況をついに認めざるを得ない段階に来ちゃってる気がします。

世の中の男の人はみんなそうならいいんですけど、どうなんでしょうか?

僕が童貞なのも少しは起因してると思いますけど。

 

邪な気持ちを捨ててえっちな目で見ず女の子と喋る術、知ってる人はコメントで是非教えて下さい。

 

まあこの話はここで置いておいて、、

3連休では(今日は休みの日にしました)8冊くらい溜まった感想を書きます。そろそろ貯めすぎて書けなくなっちゃいそうなので。

読んだあとはすぐ感想書きてーってなるけど時間経つと億劫になっちゃうんですよね……

頑張ります。

今回の3連休はtwitterとかいう害鳥に負けないよう充実した休みにしたいです。